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2017年 01月 13日
申年から酉年へ、壮大なる時の流れに立ち会ったお神酒で「おめでとうございます。今年も皆が健康で仲良く暮らせますように」と言いながら乾杯、妻が作るお雑煮を食べ終わったのは11時頃のこと、ニュースを見て初詣に出掛けた。
橋を渡り始めたのは潮の満ち引きが丁度入れ替わる時刻、海水が引いた状態の砂原には真っ白いユリカモメが餌を啄み、橋の中ほどまで満ち始めた海面下では、珍しく穏やかな日和が続いたためであろうか、さざ波による規則的な砂紋が元日の陽射しを浴びて光を散し、そこには、元旦の清々しさがあった。 橋を行き交う参詣者が多く「今年も石段の下から並んでいるのかなー」などと話しながら竹島橋(400m)を渡り切ったのだが、あにはからんや、本殿(竹島弁財天・八百富神社)まで続く急峻な石段を上り下りする人の波は誠にスムーズ、参拝も去年までの様な無駄な時間は取られずに済んだ。本殿脇に「七名ずつ並んで参拝してください」という立て看板が初めてお目見えしていて、この効果があったのであろう。 参拝を済ませてから破魔矢(1、000円)を買い竜神岬(本殿の裏側)まで行ってスナップ写真を撮り帰途につくというのが、ここ20年間も続いている我が家の正月風景の1コマなのである。3年前までは竹島を後にして西尾へ向かうのであったが、12年間も通い続けた「干支きらら鈴」も一昨年で一巡、家に着いたのは2時をゆうに過ぎていた。 軽めのお昼を済ませ、みんな若かったころの家族旅行の映像を観たのだが、我が家の“初笑い”は抱腹絶倒の連続であった。 当時、弁当箱の様な形をしたSONY HANDYCAM 8mmvideoで撮ったビデオ・フイルムを息子がDVDにダビングし直してくれたものなのだが、収録されている映像は水郷巡りや銚子・犬吠埼の鶏鳴館(検索不能・廃業したか)の一夜の模様や渋滞で日帰りの猪苗代湖など、今でも皆から散々悪口を言われている家族旅行の数々なのだ。 反抗期真っ只中の息子、背中まである髪をなびかせ学生真っ只中の娘、盛んにポーズをとる妻、そして「芸がないね!」と自他ともに認める自分、これらのキャラが入れ代わり立ち代わり出てくる映像を観ながら、小一時間も笑いが止まらなかったのである。 一昨年の夏休みの頃であったか、ご近所の方が「乾燥・唐辛子」を持ってきてくれたことがあった。娘が「これ欲しい」といって全部持ち帰ったのだが、昨年は「自分でやってみよう」と思い朝採りの生唐辛子を買い12月半ばごろまで陽光に当て乾燥させた「唐辛子」である。 抱腹絶倒のあと、小さなすり鉢ですり下ろそうとしたが、なかなかうまくいかない。それではというので鋏を持ち出し、「お父さん、その指で眼なんか擦ったらだめだよ」などと注意されながら、一本一本手に取って切り刻んだのである。 形原漁港辺りまでの“歩き”から帰ってきた息子が瓶詰にされた唐辛子を見つけ「いいなー、少しほしいな」というのを受け、娘が「少しだけだよ」といいながら、笑ってしまいそうな小さな容器にスプーンで分けてあげていた姉弟のやり取りは、とても面白いものであった。 2日の朝に帰ると言っていた息子が「晩ご飯を食べてから帰ろうかな」と言いだした。嫁さんが実家に帰っていて夕飯にありつけないのであろう。妻が「ご飯だけでいいんでしょう?」と問い詰めると「ビールくらい飲んでからかな?晩ご飯、いつもより少し早めに始めようよ」と、どうやら、一通り食べて飲んでから帰る算段らしい。飲み支度をしなければならない妻は大変、結局、ビールを飲み、イタリアワイン・マルヴァジア(イタリア原産の葡萄で醸した辛口白ワイン)を飲み、ボジョレ・ビラージュ・ヌーヴォーを召しあがって、新幹線で帰って行った。 この日も雲一つない穏やかな日和、息子の帰る予定が夜遅くとなったので、娘と三人で西浦温泉海岸をドライブした。遊歩道から海岸に下りて暫し散策を楽しんだが、ピカピカと光る海原がとても美しく荘厳な風景であった。 3日の午後「明日からまた仕事だね」と言いながら、娘が帰っていった。 昨夜から水餅にして置いた鏡餅(お供え)を「スーパーで売っている真空パックのお供えとは違って臼でついた餅だから、硬くなるのが早いから」といって早目に切り餅にしたのだが、完全に固まった鏡餅は軍手をして切らないと、包丁の“みね”が掌に食い込む。 神棚から鏡餅もお神酒も下げ、数々の“風景”を色濃く残した我が家の正月も終わり、静かな夫婦二人の日常に戻ったのである。
by c-bridge
| 2017-01-13 13:42
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