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2017年 06月 23日
ルーマニアの首都ブカレストにあるアレーナ・ナツィオナラ(国立競技場)は収容能力63,000人(別にVIP用3,600席)を誇るヨーロッパ最大・最高のスタジアムだそうだが、このスタジアムは、スタディオヌル・リア・マノリウ(1953年オープン/リア・マノリウ総合運動公園内)を解体し最新型競技場として建て替えられたものだという。
建て替えの為の解体が始まったのは2007年、「容姿としても、ダンスとしても、最も美しいのがこの時期」と評されたMICHAEL JACKSONのDANGEROUS TOUR がスタディオヌル・リア・マノリウで開催されたのは1992年10月1日、解体15年前のことであった。 この季節のブカレストの夜の平均気温は6度、かなりの冷え込みと思うのだが、DVDで見るコンサート会場は、開演前から、マイケルのリズミカルだが激しいダンスをイメージしたと思われる若い男女の手足を動かす群れで立錐の余地もない状態、観客同士の体がぶつかり合い興奮のさざなみが会場全体を覆う大波となって、熱気(湯気?)が立ち込めている。 勿論、観客席は超満員、入口に建てられた照明塔前から正面ステージまでの広大なフィールドには、建材用の鉄パイプが縦列に張り巡らされ、このパイプとパイプの間が客席(立ち見)、鉄柵の無い正面ステージ前には何百人かが入れるA席?と見受けられる。そして、赤十字マークを背にした屈強の男たちが、会場を取り囲んでいる。 オープニングの烈しい音楽が鳴り響き始めると観客の表情が一変、思い思いのパフォーマンスと“絶叫”が会場に交差する。 ステージの左サイドから「ドドドーン」というドラムの音と共に霧状の煙が吹き上がり、その中から、マイケルがステージの真ん中に降り立つ。 スタジアムを取り囲む何万と言う若者たちの“絶叫”と熱気のうねり、マイケルは降り立った瞬間の姿勢のまま、3分近く、彫像の如く微動だにしない・・・・そして、第一曲目の『JAM』が始まる・・・ マイケルのダンスと歌唱に合わせて、観客のほとんどが唱和しているように見えたが、即、歌詞が分かれば、もっといろんなことが理解できるものを、と、一寸残念に思う。 字幕スーパーを読もうにも、リズムが速すぎ、到底、ダンスと歌詞を同時に見る事は不可能、一時停止して『JAM』という曲の歌詞を確かめてみたが・・・ ♪進め、進め、集中よ、大変なことばかりじゃない、そんなに難しいことじゃない、僕はできるよ、君はどうだ、一緒に今を生きよう、難しいことじゃない・・・♪ 収録曲はJAMから始まり、スムーズ・クリミナル、スリラー、ビリー・ジーン、ブラック・オア・ホワイト、ヒール・ザ・ワールドなど全17曲、最後のマン・イン・ザ・ミラーの後半、ステージの上で宇宙服に早変わり、天空へと飛び立っていく。 失神者や号泣者が続出するライブであった。 失神は、脳幹の血流が瞬間的に遮断されることで起こる一過性の瞬間的な意識消失発作だそうだが、赤十字マークの屈強の男たちによって、大概は女性であったが、無造作に担ぎ出される。失神者は30人は下らないと思うが、何人くらいいたであろうか。 MICHAEL JACKSON LIVE IN BUCHAREST:THE DANGEROUS TOURは、マイケル・ジャクソン全盛期のライブで、唯一、公式に発売されているライブDVDだという。 2001年9月7日と10日の2日間、マディソン・スクエア・ガーデンで行われた『マイケル・ジャクソン・ソロデビュー30周年記念コンサート』や、2009年6月25日の急死を受け、翌7月に予定していたロンドン公演のリハーサル映像を基に制作された『THIS IS IT』のDVDなどは繰り返して観てきたのだが、BUCHAREST のTHE DANGEROUS TOURは、克明に映し伝えられる観客席の表情と相俟って、これまでのコンサートとは一味も二味も異なる大きな魅力に満ち溢れている。 DANGEROUS WORLD TOURの公演日程によると、『FIRST LEG』は、1992年6月27日のミュンヘン公演を皮切りに、ローマ、ダブリン、ロンドン、グラスゴー、フランクフルト、ベルリン、マドリード、リスボンなど27にも及ぶ公演をこなし、その最後がブカレストであった。 『SECOND LEG』は日本8公演(東京ドーム)、『THIRD LEG』はシンガポールなど13公演、『FOURTH LEG』はブエノスアイレスなど11公演など60を超えるコンサートで観客動員数は350万人、1993年10月まで続いたという。 マイケル・ジャクソンに少年性的虐待疑惑が覆いかぶさるのは1993年であったが、警察の捜査や執拗なマスコミの報道合戦に悩まされる事がなかった時のBUCHAREST公演は、かけがいのないコンサートであったと、思うのである。
by c-bridge
| 2017-06-23 14:05
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