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ビジネスサポート・ コミュニケーションブリッジ 代表 石井 吉治 yosiharu(あっと)mis.ne.jp >> WEBサイト ★☆ブログ更新予定☆★ 業務日誌 :月~金曜日 (祝日を除く) 企画の勘所 :日曜日 最新のトラックバック
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2018年 08月 07日
ここ十数年来、不思議と自然災害から守られてきたとしか考えられない当地ではあるが、東から西へ西から南へと異例のコースをとった“逆走台風12号”には「暫らくこなかったからね、今度は、来るかも知れないね」と、庭の鉢植えや物干しなど飛ばされそうな物を片付け、早々と家中のシャッターを下ろして身構えていた。
深夜12時頃から3時間くらいの間、最大風速35メートルといわれる暴風雨はシャッターを激しく叩きつけ、ほんの10分くらいではあったが、停電になり、懐中電灯で家中を見回りするなど眠れない一夜を過ごしたのだが、渥美半島の南端を掠めるようにして通り過ぎてくれたおかげで、上陸した伊勢市や先の大豪雨で大災害を被った近畿・中国地方や再上陸した福岡県南部の人々のご苦労は計り知れないものがあるのだが、専用のバンドで固定していたエアコン外機の日除けが破損した他は、周りの山の樹々の小枝や葉が降り積もった程度で収まったのである。 連日の「命に係わるような危険な暑さ」の日中は、とてもじゃーないが、庭に降り積もった小枝や葉の片付けなどやる気にもなれず、梅漬け最大最後の仕上げのタイミングが気になって仕方がなかったのだが、8月3日、ようやく、三日三晩の天日干しが始まったのである。6月12日の本漬け付けから数えて55日目の事である。 台所に持ち込んだ仕込み桶から紫蘇を大皿に取り分け、お玉杓子で梅酢を片口に、片口からペットボトルに移しておく。 紫蘇は「紫の蘇る薬草」からきていると言われるが、この濃い紫色を呈した赤色は、何という色と言えばよいのであろうか。 フランス南西部にカオール(Cahors)という赤ワインがあるが、マルベックという葡萄から造られるこのワインは非常に重厚で限りなく黒色に近い濃い赤色をしている事をもって「黒ワイン」と呼ばれることもあるのだが、片口に取り分けた梅酢を見ていて「カオールに良く似た色だなー」と、思ったのである。 さて、取り分けられた紫蘇は、天日干して「ゆかり」にしようと思うが、万能選手の梅酢は、まずは店頭に並びはじめた新生姜を漬けようと楽しみである。2年経っても全く劣化の恐れがない天然調味料だが、賞味期限を設定するとしたら、「3年半」くらいは固い所ではないかと思っている。 いよいよ天日干しに取り掛かるのだが、我が家では「おんまさん」と呼んでいる脚立が天日干恒例の場所となる。 大きい方の竹ザルに梅の実を、小さい方に紫蘇を並べて、後は、すべてを三日三晩の天候に委ねることになるのだが、ザルに並ぶ梅を眺めながら「うーん」と唸ってしまった。形を崩している梅が多いのである。 考えてみれば、いくつかの反省点が思い浮かんだ。 その第1は「実の大きさ」である。 庭の梅の木から収穫した実を見て、妻と「大きな立派な実だね」と驚いたほどなのだが、サンヨネで買い足す梅も「庭の実と同じ大きさでないとバランス悪いよね」とばかり、値段も一番高かったのだが、3Lの実にした経緯があった・・・ 反省点の第2は「塩漬けの重石」である。 梅の量から言って大きい方の重石1個で良かったものを、大小2個の重石を使ってしまったのだが、「大きな立派な実」はそれだけ表面積が大きくなるわけだが、「大小2個の重石」の過剰な重さで皮が割れてしまった実が多くなってしまったのだ。 反省点の第3は「命に係わるような危険な暑さ」である。 40度にもなる陽光をまともに受けた梅の実の皮が瞬時に乾ききり表面に塩分が凝縮してしまい、そのために、程よい天日が実の中心部まで届きづらかったのではないか、と、思う。平年並みの陽光と今年の異常な陽光の差を和らげるような、例えば「すだれ」で囲うとか、何かの対策を施すべきであったのだ。 実は大きければ良いというものではないし、梅の実の量に最適の重石を選び、陽光の強弱を踏まえたものにしていかねばならない。 貴重な経験をさせてもらった2018年の梅仕事であったが、次回は、今回得た「知見」を忠実に活用し、より見栄えがする梅仕事にしていこうと、思う。 ブログの夏休みに入ります。再開は8月21日(火)を予定しています。
by c-bridge
| 2018-08-07 15:45
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