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2012年 11月 30日
長期滞在も終わりに近づいた。
荒川越しに拝する朝夕の富士山やライトアップで華麗に染め上がる東京スカイツリーなどを眺め、河原に遊ぶ賑やかな子供たちの声を慈しみ、定時定位置で「ああ、上野駅」を歌う気になる老人が「今日もきているかな?」などとベランダから覗いてみたり、何度か出かけた都心の思い出を胸に刻み、あと一日を残すのみとなった。 娘の計らいで、最終日は新装なったばかりの「パレスホテル東京」に一泊することになっている。 年休を取ってくれた娘と妻を乗せ、一路都心へ向かう。首都高に入り隅田川を右に眺める両国あたりから、東京スカイツリーが目の前に見え隠れする。箱崎で降り懐かしき小網町や新川筋、蛎殻町などを一周し、水天宮の真ん前に一時停車。前方に、人形焼やゼイタク煎餅で有名な「重盛永信堂」など「人形町商店街」が見える。じーっと、大きなゼイタク煎餅の看板を凝視する妻を見て、娘が「ちょっといってくるから!」と車を出て走り出した。 思いがけず手にした人形焼やゼイタク煎餅。食べたいというよりは買いたいという思いのほうが強い妻の顔は、総崩れ。東京証券取引所や野村證券本店の前を通り抜け、三越日本橋本店へ。 七つの滝が轟々と落ちる深い峡谷を渡る箱根「河津七滝ループ橋」などと比べても致し方のないことだが、日本橋三越の駐車場のループも難所中の難所。決して広からぬ上りループを運転しながら「壁に擦ったら大変だ」などと最大限の注意を払いながら「駐車場はまだかいな?」と思うほど、ぐるぐると上っていかねばならないのだ。 妻が帽子売り場を見たいというので娘を案内役に、自分は天女像の全景を撮ろうと4階へ。 本館1階中央ホールから吹き抜けの4階に届くようにそびえる高さ11mの豪華絢爛な美の極致.天女像は、同店の創立50周年記念事業の一つとして企画され、木彫界の名匠.佐藤玄々による作品。「瑞雲(めでたい兆しとされる雲)に包まれた天女が花芯に降り立つ瞬間の姿」を表現しようと、樹齢500年のヒノキを用い、10年の歳月をかけ、昭和35年(1960年)4月に完成したものだそうだ。 市川の社宅に住んでいたころ、娘が小学校で息子が幼稚園の頃であったか、三越本店1階中央ホール.天女像前で、奈良.薬師寺第百二十四世管主.高田好胤師の法話があるというので、出かけたことがあった。高田好胤師は、広く世間一般に写経を勧進し、金堂.西塔など薬師寺の伽藍を復興した名物管長。親しみのある法話もさることながら、お顔を拝しているだけで心が洗われるような心地になるという“温顔”。タレント並みの人気僧侶であった。 当日も、1階中央ホールは善男善女で埋め尽くされ、普段は買い物客でごった返している売る場も「シーン」と静まり返り、温かい響きのある師の法話が、全館に満ち満ちていた。 吹き抜け4階から天女像にカメラを向けながら、そんな、遠き佳き日のことなどを思い出していた。 地下1階のワイン売り場を見た後、ティールームを併設しているハロッズに回ってみた。 三越はハロッズ(英国最大の老舗高級百貨店)の経営理念や店舗づくりをモデルにして創業したといわれているが、今年は、本格的に提携関係に入ってから30周年目に当たるのだという。大々的なハロッズグッズの展開も、そのせいかと納得した。 ”くまのプーさんもパディントン”もイギリス生まれであることなどから、イギリス人は伝統的に”熊”のキャラクターを好む国民性を有していて「ハロッズの店内には、昔から、テディベアが住んでいる」という言い伝えを創り出した。この言い伝えを背景に、ハロッズでは1986年からその年限定の「イヤーベア=クリスマスベア」を発売し人気を博している。 27代目となる今年のイヤーベアは、ふわふわの毛並みがかわいい「CHESTERチェスター」である。 各々のイヤーベアには、クリスマスを迎えるほほえましいエピソードが創られているのだが、2012チェスターにも「チェスターストーリー」が添えられている。購入時に封入されていたクリスマスカードによれば、以下のような物語である。 「チェスターとお友だちのネヴィル、お友だちのクマたちは、いつもみんなにクリスマスプレゼントを運んでくれるサンタクロースにお礼をしようと思いつきました。考えた末にサンタクロースをアフタヌーンティーへ招待することにしたチェスターが、招待状をポストに出して帰ってくると、家の前にはきらきら輝くソリとトナカイが・・ 魔法の力であっという間にチェスターからの招待状を受け取ったサンタクロースが本当に来てくれたのです。チェスターの優しい気持ちがサンタクロースにはとてもうれしかったのです。そしてみんなはハロッズのおいしい紅茶とビスケットを楽しみました」 何年前の話か定かではないが、矢張り「長期滞在」に出かけたときにも、とにかく毎回なのだが、三越に買い物に出かけたのだが、ハロッズコーナーを見て回っていると、ブラウンとホワイトのベアがじーっとこちらを見つめている。結果、ブラウン君をプレゼントしたのだが、後日、妻が「本当言うとね、ホワイトも欲しかったの」と言っていたのを思い出した。 そういえば「ブラウン君は特別待遇なんだよな、屋根付きの家が与えられているんだったなー」とか思い「クリスマスも近いことだし」と、「2012 チェスター」をプレゼントとすることにしたのである。 ハロッズの資料で調べてみたら、1998年のイヤーベアが「Hamish へイミッシュ」という男の子の名前、家にあるブラウン君と全く同じ色の同じ顔立ちであることが分かったのだ。 イヤーベアよりも一回り小さいベアは、左足に年号が刺しゅうされることはないのだが、家のベアは「1998イヤーベアHamish」の分身であることに間違いはなさそうである。 14年前の「1998へイミッシュ」の分身と「2012 チェスター」が我が家に同居することになったのだが、妻は、どこにどのように住み分けさせる積りなのであろうか。
by c-bridge
| 2012-11-30 17:31
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