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2013年 01月 15日
年末年始の宴の序章は、帰省した子供たちと、会場を設営することから始まる。
「会場」といっても居間にあるガラス製のテーブルを炬燵と入れ替えるだけのことなのだが、普段は物置に格納されているこの家具調炬燵はかなり大きなものなのだ。年に一度のお出ましを前に、風が穏やかな暖かな日を選んで敷き物や掛け物を陽に当てておかねばならない。物置から運び出す際の“大きくて重い”のが難だが、正月の宴は炬燵なしでは考えられない。 30日の夕食時には「特設会場」も出来あがり、ベルギービールとボジョレ.ヌヴォーで宴の第一夜が始まった。乾杯!は、中世に修道院の修道士によって作られ始めたといわれるトラピストビール.CHIMAY(シメー)のホワイトラベル750ml。 CHIMAYブルーラベルがこれに続いた。 コルク栓はしっかりと針金で留められている。 留め金を外し、コルク栓が見える注ぎ口を自分の脇の下方向に向け、やや寝かせ気味にしたボトルを左手で支える。右手を注ぎ口に添えながら、ちょうど親指を時計の針が十二時を指す辺りに置く。コルク栓をしっかりと握りながら、時計周りの反対側にひねり回すように「グ、グっ」と力を入れる。すると、ボトルに還流したわずかな空気の刺激を受け、ガスが泡に変身し始める。その際に高まるガス圧で「グーッ、グーッ」とコルク栓が押し上げられ、「うん!来たか?」という不思議な感触が掌に伝わる。そのまま「プシュッ」という小さな音を立てて自然と抜けるまで、上げ潮のような自然の勢いに任せる。栓は、「ポーン」という大きな音を出したり飛ばすようなことがあってはいけない。シャンパンの栓を抜くときと同じである。 スッと立ち上がったフルートグラス(シャンパングラス)に注意深く注ぐ。きめ細やかな琥珀色の泡がみるみるグラスの縁にまで立ち上ってくる。泡が落ち着いたら、静かに注ぎ足す。これを繰り返す。 CHIMAY専用の聖杯型グラスに注ぐのであれば、宴の雰囲気は更に上等なものになるところだが、あいにく我が家には取り揃えがない。親の家には無くても、娘も息子も持っているというから、面白いものである。 何年か前に娘といったことがある東京.池袋西口の「GIBBONというべルギーバーのことなどが、懐かしく思い出される。 今ではEUやNATOの本部が置かれ、ヨーロッパの首都としての役割を担っているベルギー国は、ガリア( 古代ローマ人は、現在のフランス地域をガリアとよんで いた)で最も勇猛果敢なケルト.ベルガエ族(Belgaeケルト語で戦士の意、ベルギーの語源)によってその基礎が築かれたといわれている。 シメイ(Chimay)やオルヴァル(Orval)やロシュフォール(Rochefort)などトラピストビールで一躍名を挙げたベルギービールは、中世期、シメイという街のスクールモン修道院で作られたのが始まりといわれている。トラピスト修道士協会規則により、トラピストビールという呼称は、ベルギー国内の7か所の修道院で作られるビールのみに与えられるものだという。 シメイという街がベルギーの何處にあるのか知らなかったが、Web地図で探り当ててみると、首都ブリュッセルの南約100kmの辺りの街、ルクセンブルグ国境に近く、ライン河を挟みフランスまで一跨ぎという街であることが分かった。 自分の知り得る場所から改めて特定してみると、フランス北部シャンパーニュー地方最大の都市ランス(Reims)の真北の国境沿いなることが分かった。 CHIMAYのホワイトラベルと、ブルーラベルを愛でた後は、ボジョレ.ヌヴォー2012(ノンフィルター“濾過を極力抑え、香りとコクを高める製法)を「ベルギービールとヌヴォーの組み合わせなんて、お洒落だよね!」などはしゃぎながら、楽しんだのであった。
by c-bridge
| 2013-01-15 12:45
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