ツバメが巣立ちの準備を初めたらしく、電線にとまっては飛び飛んではとまる子ツバメたちの仕草がとても可愛らしい。甲高い声をあげていち早く親から餌をもらおうと、黄色い嘴を大きく開ける様などを目線で観れるのは、田舎暮らしの特権であろう。
5月31日ブログ.網戸補修シートに「念のため、家の周りを点検してみたが、今のうちに補修シートで!と思う箇所が何か所か発見、梅雨の晴れ間を見ながら、闖入してくる蚊をなんとか喰い止めねばならない」とあるが、二階西側の網戸の傷み方は補修シートでは手におえないことが判明した。真夏の西日や冬の北風が一番当たる場所なのだ。
どうしようかと迷ったが「一度やってみるか!」と決意、近くのホームセンターに出かけた。
最近のホームセンターの品揃えには全く驚く他ない。DIY(Do It Yourself)がここまで日常に溶け込んできたかと度肝を抜かれたのだが、「網戸の張替コーナー」が特設されていた。職人を頼めば済むことなのだが、ちょっとした家の補修などは日常の楽しみの一つとして、ホームセンターに出かける人が多いのであろう。
色々聞いてから張替に必要な材料をを買おうと思い担当者に来てもらったが、開口一番「網押えゴムの太さが分かりますか?」と聞かれ「いやー、分かりません」というと「現在使っているゴムの切れ端を持ってきてください、太さがいろいろありますから」と言われた。なるほど、網戸の仕様に応じた太さのゴムが何種類も並んでいるのだ。
家に戻り「切れ端」を準備してもう一度ホームセンターへ。
ゴムの太さを慎重に選び、障子紙のように筒状に丸めてある「張替ネット」を籠に入れた。さて「網戸の張替コーナー」に展示されている道具の中に、「ぴしっ」と張り替えるためにどうしても必要なものがある。網押えゴムで張替ネットを網戸の溝に確りと固定するための網戸ローラー、張替ネットの弛みを防ぐためのアルミクリップなどである。
〆て1、750円ほどを投じたのだが、網戸ローラーがそのうちの半分を占めた。「職人さんに頼んだ方がよかったかね?」などとからかわれたのだが「次回にも使えるからね」とおさめた。
網戸は予め洗っておいたので、次の朝、醤油さしや卓上塩などを片付けた食卓の上を作業場とし、少し緊張しながら取り掛かった。30分ほどで仕上がったのだが、思ったより「ぴしっ」と張れ「大したもんだね、職人なみだね」などと胸を撫で下ろした次第。