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ビジネスサポート・ コミュニケーションブリッジ 代表 石井 吉治 yosiharu(あっと)mis.ne.jp >> WEBサイト ★☆ブログ更新予定☆★ 業務日誌 :月~金曜日 (祝日を除く) 企画の勘所 :日曜日 最新のトラックバック
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2017年 08月 25日
我が家では、夕食を外で済ますという事は滅多になく「今日は飲まないから!」と宣言した日に限られるのが常、子供たちが帰省した際なども「偶に、どこかで食べようよ」と誰彼となく言うのだが「飲みが入るからね、車では行けないしね、タクシーというのも勿体ないしね」と盛り上がることなくトーンダウン、これまで一度も『飲み付の外食』はやったことがないのだ。
今回は「行き帰りタクシーにすれば問題ないから」という “天の声”の優しさに、妻も、「偶に、そうしてみようか」という気になり、初の『飲み付の外食』が実現することになったのである。 早々と娘が予約してくれたのは、蒲郡のシンボル竹島を望む丘に建つ蒲郡クラシックホテル、丘の登り口に建つSEAFOOD&STEAK RESTAURANT『六角堂』、どこかの寺院で見たことがあるような風情の建物である。 しかし、決まったからと言って問題はそう簡単にはいかない。移動手段を最終的に決めるまで、我が家特有の「あれやこれや」が繰り返されたのだ。 妻は「タクシーでも大丈夫だよ、前のセイバーだって、お尻から入ってちゃんと座っていたんだから」と前向きに受け止めている様子、子供たちは、「つつじ祭りの時はお庭まで入ったことがあるけどホテルには入ったことないよ、折角の機会だからロビーとか売店に行ってみたいよね」などと言いだす。 タクシーを使ってロビーとか売店に行ったとしても、見終わった後、六角堂までの急斜面を、妻を歩かせることは誠に困難、車椅子を使うことはもっと危険、妻を安全に六角堂まで誘導する事と「折角の機会」を実現する事は、相当に考え抜かねばならない事なのである。 先ずは現地の状況を確認することから始めた。 ホテルの車寄せは平なので何ら問題はないが、ロビーは玄関からせり上がっていて、段差は低いのだが、大理石の階段(5段)がある。しかし「鹿島の家でも、車を降りて8段ある階段を上がっているから、この程度は大丈夫。それに手すりもあるしな」と、ここは問題なしとしたのだが「六角堂までの急斜面」は思っていた通り、物凄い下り坂なのだ。 これら“多様なニーズ”?に応える移動手段は「行きは一番乗り慣れているフリード(サイド・リフトアップ・シート)でロビーに直行、妻と子供たちを降ろし、一旦、ホテル裏の専用駐車場に入れる。予約は6時からだから、その間、ロビーで寛いだり売店を見たり、クラシックなエレベーターで2階に上がり、暮れなずむ竹島の景観を楽しむ。6時近くにフリードをロビー車寄せに移動、妻を乗せて丘下の六角堂に行く。帰りは、運転代行かタクシーを頼む、これが一番安心」ということにしたのである。 お蔭で、六角堂の降車位置の斜度は“真っ平”、斜度6度というサイド・リフトアップ・シートの正常作動条件に問題はない。 ホテルフロントに運転代行を問い合わせたのだが、蒲郡には適当な業者が無く、帰りはタクシーとした。 我が家初の『飲み付の外食』は、このようにして準備が進められていったのである。 さて、2012年(平成24年)蒲郡プリンスホテルから蒲郡クラシックホテルに経営が代わったが、その前身である蒲郡ホテルは、1世紀余に渉り数奇な運命に翻弄されてきた。 蒲郡ホテルは、1912年(明治45年)名古屋の織物商・瀧信四郎氏によるって創業された『料理旅館常盤館』に始まるのだが、リゾートホテルとして完成されたのは1934年(昭和9年)のことである。 希有な実業家・瀧信四郎氏により三谷町丘上に子安弘法大師立像が建立され、竹島海岸一帯を遊園地化し蒲郡の活況に大きく貢献したのだが、戦況悪化に伴い、蒲郡ホテルなど一連の料理旅館を日本陸軍病院に提供し営業は中止、敗戦後は、1952年(昭和27年)まで米軍に接収、1955年(昭和30年)から1958年(昭和33年)にかけて天皇皇后両陛下をはじめ、皇太子殿下及び皇族のご来館ご宿泊が続いた。 1975年(昭和50年)に社名を常盤館から蒲郡ホテルに変更、業績低迷で蒲郡市に売却、1987年(昭和62年)に蒲郡市からプリンスホテルに売却、2012年(昭和24年)にプリンスホテルから浜松・呉竹荘に売却、蒲郡クラシックホテルとして現在に至っている。 いよいよ当日、遅めの朝食のせいもあったのだが「家を5時に出るから、お昼ご飯はやめておこう」となり、それぞれ支度を整えてフリードに乗り込む。 計画通りロビー車寄せで皆を降ろし、ホテル裏の専用駐車場に移動したのだが、泊り客の車でほぼ満車「お盆休みで遠くからきている客が多いんだなー」などと思いながら皆が待つロビーへ。 プチ・クラシック・ホテルと言われるロビーは実にこじんまりとして、8人くらい掛けられる大きなソファーが二つ置かれ、吹き抜けになっている高い天井からは、志摩観光ホテルのメインダイニングで見たと同じような、和風シャンデリアがいくつか灯って、アールデコ様式のロビーは一層クラシックな雰囲気を深めていた。 妻をロビーに待たせ子供たちと二階へ、ラウンジバー・アゼリアには竹島の夕景を楽しむ人たちがカクテルなどを楽しんでいた。 予定通り、妻を乗せたフリードは丘下の六角堂へ。2017夏のハイライトが始まろうとしている。
by c-bridge
| 2017-08-25 14:28
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