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【人財教育/企業支援】
ビジネスサポート・ コミュニケーションブリッジ 代表 石井 吉治 yosiharu(あっと)mis.ne.jp >> WEBサイト ★☆ブログ更新予定☆★ 業務日誌 :月~金曜日 (祝日を除く) 企画の勘所 :日曜日 最新のトラックバック
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2018年 03月 06日
渋谷駅から首都高速3号線沿いに緩い坂道を10分ほど歩いて行くと、その右側に、コンクリート打ち出しのままのビル・財団法人・社会経済生産性本部があった。今はどうなっているのか分からないが、2日間の夏季合宿(軽井沢にて)を含めて毎月定例開催されるセミナー(マーケティング・コース)に、社命で、1年間通うことになったのは1970年(昭和45年)の事であった。「マーケティング」という概念が市民権を得つつあった時期でもあった。
自分は横浜銀行や日本電気、三菱重工や東レ、新潟鉄工や味の素など10社のグループに入ったが、終日、その分野の錚々たる大学教授連の講義を受けグループ討議へと続くのだが、毎回出される超難問の宿題に四苦八苦、とことん絞られたものである。 このグループに日産自動車の小西という男がいたが、何だか知らないが初対面から気が合って、マーケティング・アカデミーマスターという修了証書を貰ってからでも、どちらからともなく声を掛け合う仲になって行った。彼が福岡に転勤になった後は、電話を掛ける事もなく年月が過ぎ去って行った・・・ 笑ってしまうのだが「色々な仲間を集めて飲み会をつくったら面白いね」などと異業種交流会設立の発端となったのは、福岡天神あたりの屋台の中であったという。日産グループの社員たちがよく行く所があったそうだが、そこに日産海上火災(現・損保ジャパン)の原田という常連が居て「・・・飲み会をつくったら・・・」という話で盛り上がったのだという。 何年かこの“話”を酒の肴にしていた二人は、同じような時期に、小西はニッサン・モータースポーツ・インターナショナルに、原田は日産海上火災本社に転勤、自分が携わることは無かったのだが、何人かの有志を交えて「二木会」の設立を進めて行ったのである。 何年かぶりかに小西からの電話「久しぶりだね、ところで石井さん、面白い会ができたんだけど、入らない?」という、品川(当時/現在は日産横浜工場内に移転)の本社に出向き「1業種1社、定例会は第二木曜日6時から、会費はその都度1000円、終了後は懇親会」という二木会の話を聞き入会を決めたのである。例会場は地下鉄銀座線・外苑前駅から直ぐの所にあった日産海上火災本社の会議室であった。 10年後には会員数200社を数える日本最大の異業種交流会となっていく二木会もこの当時は僅か50社、キッコーマンなんて面白くも可笑しくもない企業だが、しかしまあー、よくもこんなユニークな会員ばかりを集めたもんだと、感心したものだ。 今では社会基盤の一角を担うITや人材紹介や介護のはしりとなった企業、憲法でも源氏物語でも「何でも漫画本で」という時代を切り開いた漫画本プロデュサーや切り絵の大先生、落語家の師匠や講談師など多才、それはそれは、賑やかで笑いの絶えない会であった。自分もマンズワイン勝沼ワイナリー見学会を企画したりして交流を深めていった。 定年退職が間近に迫った最後の例会は平成7年2月9日の事であった。恒例二次会は自分の為に当てられたのだが、大勢に囲まれながら飲み交わす送別会は盛大そのものであった。 名古屋二木会に移籍した後も彼らとの付き合いは深まりばかりであったが、ある日、ダイヤモンド社「月間中小企業」の編集長から「石井さん、原稿を書いてみるか?」と言う電話が来た。自信も何もなかったが、有り難く受けさせていただいたが、連載6回・営業や販売促進の基本に関するテーマだったと思う。 今は廃刊になってしまったが、当時は、全国に定期講読社(者)がいて、それらの方々からインタビューを受けたり、得意先に配布する小冊子に寄稿を依頼されたり、その影響力の大きさに驚いたものだ。 特に、広島県産業振興機構の福山支部から4ヶ年にわたる協力講師を依頼され、人材育成や営業革新、企業理念構築や人事考課制度構築などの企業コンサルテーションの新しい分野に足跡を残せたことは、この上ない幸せなことであった。 社会経済生産性本部で小西という男と出会い、彼の紹介で二木会に入会し、個性豊かな多くの会員と交流し、月間中小企業編集長の好意に恵まれ、盆と正月を除く毎月福山に通ったことは、この上ない幸せなことであった。 本来「縁は異なもの味なもの」ということわざは男女の出会いの不思議さについて使われるものだそうだが、小西との出会いも誠に不思議な“ご縁”で“味なもの”、やがて、離れ難い「絆」となっていった。 成果主義が声高に叫ばれる時代に入ったが、今から思うと、異業種交流会の隆盛は時代の要請であったのかもしれない。「GIVE&GIVE」という理念を共有してきた東京の二木会も名古屋の二木会も、風の便りでは、少しずつ変わってきているようである。 異業種交流会・二木会・創立30周年の案内がきた。 5月に銀座ライオンビルであるのだが、当時の仲間(OB)とも再会できるようなので、参加しようと思う。まだまだ先のことだが、楽しみなことである。
by c-bridge
| 2018-03-06 17:26
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