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ビジネスサポート・ コミュニケーションブリッジ 代表 石井 吉治 yosiharu(あっと)mis.ne.jp >> WEBサイト ★☆ブログ更新予定☆★ 業務日誌 :月~金曜日 (祝日を除く) 企画の勘所 :日曜日 最新のトラックバック
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2018年 07月 03日
朝食後のヨーグルトを食べながら「この時間くらいに来たんだったよね」と言うと「今、私も同じことを考えていたのよ、全く、早いものだよね」と妻も言う。娘さんに付き添われご両親のお墓参りを兼ねて来蒲した妻の幼馴染、宿泊したホテルにお迎えに上がり、鹿島の家に着いたのが、先週日曜日の“この”ヨーグルト時間であったのだ。
この頃「一週間経つのって、早いね」と口癖のように言う事が多くなったが、鹿島の家に棲みついてから、60歳であった自分が83歳になったわけだから、もう、23年も経つのだ。 23年の間には色々な事があったが、到底、ブログ1話では済まされぬ重いもの、自分史などと言う仰々しいものも自分の趣味ではなし、心の中に留めておくより仕方ないものなのであろう。 あえて、何かに例えるとしたら、昭和32年10月に公開された映画「喜びも悲しみも幾歳月(監督・木下惠介、主演・高峰秀子&佐田啓二)」の主題歌(歌唱 若山彰)となるのではなかろうか。 「俺ら岬の灯台守は 妻と二人で沖行く船の 無事を祈って灯をかざす 灯をかざす 星を数えて波の音きいて 共に過ごした幾歳月の よろこび悲しみ目に浮かぶ 目に浮かぶ」 この季節になると、今は「千の風になって 大きな空を 吹きわたっている」岩見沢の姉や兄から、季節の果物や野菜類が“困るほど”送られてきたものだ。 これも、懐かしく「目に浮かぶ」ものの一つであろうか。 よく妻と話すのだが、岩見沢の姉からどれだけの宅急便を受け取ったものか、ブロックのハムや雪印のプロセスチーズ、昆布やカボチャ、きび団子や菓子類や鮭、高校時代に友の分まで昼の弁当を作っては持たせてくれた姉であったが、その流れが鹿島まで続いていて、これまでに送ってきてくれたモノの総量は見てびっくり、驚くほどの物量になる筈である。 特に、この季節に送ってくれる「メロン」の数にはすさまじいものがあって「山ほど送ってくれたねー、食べ切れなくてねー、困ったもね」と、思い出しては、笑ってしまうのである。 どこまでも優しい長姉の“ありがたさ”を、今更に、思うのである。 兄も山歩きをして採ったというタケノコ(ヒメタケ)や蕗の塩漬けを送ってくれたものだが、暮れには荒巻鮭、この季節にはメロンを送ってくれた。 1週間ほど前、兄の長男から大きくて姿の良い北海道を代表するメロン「富良野メロン」が届いた。 早速「立派なメロンが届いたよ、ありがとう」と電話すると「夕張メロンもいんだけど、富良野メロンも美味しいんだわ、仕事の帰りに良く買って帰るんだけど、良いのがあったから送ったのさ」という「高かかったんでしょう?」というと「いや、そうでもないんだ、親父の遺言だから」と笑っていた。 毎日曜日の朝、長男がひ孫を連れて見舞いに行くのを唯一の気持ちの支えとして5年という歳月を頑張った兄であったが、長男に「メロン、送ってくれたかい?」とでも言ったのか、これを、彼は「毎年、忘れないで送ってくれよ」という「親父の遺言」として受け留めたのであろう。 尻部(花が落ちた部分)を嗅ぎメロン特有の甘い香りが強くなった時が食べ頃なのだが、我が家のメロンの食べ方は、「豪快だね」と笑われるかも知れないが、尻部と蔓部(果硬)を切り落としたものを半分にして、一方はラップして冷蔵庫へ、もう一方の三分の二を自分が三分の一を妻が食べる。大概、お昼ご飯代わりに食するのだが、何とも贅沢な食べ方ではある。 義父と義母の霊前にも供えてもらうのだが「北海道のメロン美味しいね、毎年、楽しみだね」とか言って食べてくれているのではないかと、思うのである。
by c-bridge
| 2018-07-03 17:06
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