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ビジネスサポート・ コミュニケーションブリッジ 代表 石井 吉治 yosiharu(あっと)mis.ne.jp >> WEBサイト ★☆ブログ更新予定☆★ 業務日誌 :月~金曜日 (祝日を除く) 企画の勘所 :日曜日 最新のトラックバック
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2020年 03月 06日
青鬼でも赤鬼でも、これを見たら大笑いするに違いないとは思うのだが、災害時の、例えば、長期に渉る停電などの場合に備え「我が家の防災対策3点セット」を用意した。
誰でも停電で真っ暗になった部屋で何日も過ごすのは何とか避けたいもの、何かに足を取られて転んだりしたらそれこそ一大事、強力な懐中電灯はあるのだが部屋の灯りとしては不向きだし、義母が残してくれた蝋燭とマッチもあるのだが、大地震の後に来る余震で倒れるような事があれば、出火につながる危険性がある。 既に、1月24日のブログで紹介しているモノなのだが、色々と考えた末、危険性がなく瞬時に部屋を明るくしてくれる「ランタン」に行き着いたのである。 明るさ最大1300ルーメンという「GENTOSのLEDランタン Explorer」なのだが、単1アルカリ電池4本をセットさえして置けば、明るさの強弱にもよるが、実用点灯は7時間から350時間、電池さえを十分に確保しておけば、かなりの日数を持ち堪えることができる。 しかし、部屋の灯りが確保できたとしても、停電の場合、電気釜も電子レンジもトースターも使うことができない。煮炊きが出来ないまま何日も空腹で過ごすわけにはいかない。 我が家の台所はプロパンガス仕様なので、大地震に見舞われた場合、ガスボンベやガス配管が損傷を免れた場合は通常通り煮炊きができるのだが、最悪のケースを想定し、古い卓上ガスコンロを廃棄し新しいモノに買い替えた。 廃棄した卓上ガスコンロは、電池を装填し点火つまみを回転(捻る=ひねる)させて点火するタイプであったがこれが最大の欠点、決して1回では点火しないのだ。何回も何回も「カチッ、カチッ」とやらなければならない代物、「こんなもの使えないよ!」という事になってしまったのである。 今回、防災対策の二つ目として買い替えたのは「イワタニカセットフー・ビストロの達人」というグリルパンとカセットコンロの2つの機能を持つ優れモノ、問題の点火も電池は不要、それに、カセットガスを着装(マグネット方式)し器具栓つまみを「点火」の方向に回すと、バーナーヘッドに直結する電極から火花が出て点火するという圧電点火方式、これで災害緊急時にもいらいらすることなく快適に煮炊きができる。 これならば、ある程度のカセットガスを常備しておけば、プロパンガスが使えなくなった場合でも、煮るも焼くも蒸すも、自由に使い分けることができる。 これで、明るい部屋で煮炊きができる環境を手にすることができたのだが、電話もテレビも使えない状況下では災害の状況を知る事も出来ない。頼りのスマホの電源が切れてしまったら、その時点から、鹿島の家の老夫婦は子供たちとの連絡も不能となり、完全に、情報難民となってしまう。 鹿島の家では大掛かりな自家発電装置で構えるのは不可能なこと、今回、情報難民を確実に回避できる三つ目の防災対策として買ったのがケンウッドのポータブル電源である。 ポータブル電源はインターネット上には選びようがないほど沢山の商品が並ぶが、ほとんどが中国系企業の商品、しかし、説明書きの中で不確かな点を確認しようと相談窓口の電話を探すのだが、これがなかなか見当たらない。唯一見つけた窓口に電話をしたのだがその日がたまたま日曜日、録音された日本語案内で「ひらにち(平日)の営業時間は・・・」ときた。 不思議なことに、ポータブル電源を発売している日本企業はKENWOOD一社のみであった。 ケンウッドは、日本ビクターとケンウッドが経営統合し(株)JVCケンウッドと社名変更した音響関連のメーカー、窓口のスタッフの説明も懇切丁寧、鹿島の家が納得して買ったのは、スタンダードタイプBN-RB5であった。 リチウムイオン電池内蔵、付属のACアダプターを部屋のコンセントに繋げば、中央モニターに充電量が%で表示され、AC出力に繋ぐとスマホや32インチTVや扇風機や電気調理器などに給電できUSB出力もあるから何かと便利、僅かに自然放電するので、時々充電をして100%を保っていれば、イザと言う時に極めて有効な電源である。 「災害は忘れた頃にやってくる」と言われていたのは昔のこと、次から次へと間断なく襲い掛かってきた昨年の豪雨災害を思い起こすと「災害は忘れる暇が無いほどやってくる」と言わざるを得ない昨今の状況、災害時にこの3点セットさえあれば“鬼に金棒”とはいかないが、家具の転倒防止や飲料水、マスクやティッシュなどの紙類、包帯やガーゼや救急絆創膏、ゴミ袋など細々したモノを、追々、取り揃えていかなければならない。 余談だが、使用期限が過ぎたガスボンベ(製造日約7年経過したもの)の処分をどうすれば良いのか、お困りの方が意外と多いのではないかと思う。 処分方法については岩谷産業のHPに詳しく載っているが、クロネコヤマトの宅急便で「イワタニカートリッジガス株」に送る(送料は自己負担)と、先方費用で処分してくれる。
by c-bridge
| 2020-03-06 17:25
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