先月25日に2回目のワクチン接種を終えた。
幸いにも、雨が降ったり止んだりしてやきもきした1回目の接種の時とは異なり、曇天ではあったが、サイド・リフトアップ・シートを利用する妻にとって、マイペースで乗車することができて、それが何より幸いな事であった。
問診の時に「前回は、接種翌日から37度台の熱が出て、市販の解熱剤を服用していました」と当時の状況を妻が話すと、先生は「それはいけませんでしたね。今回はカロナールを出しておきましょう」といって5回分を処方しくれた。
TVなどで、1回目に比べて2回目接種の副反応の方が大きく出るという報道がなされていたが、案の定、自分も妻も「そのとおり」の状況となったのである。
まず自分だが、接種の次の日に「眠気と気だるさ」に襲われて尋常ではなかったが、午睡をするなどして遣り過すことができた。
一つ、不思議な現象があった。
接種した左手の親指の爪の付け根辺りに痛みが走るのである。患部を指で押さえてみると、付け根の奥底に「ズキン、ズキン」と脈打つような痛さを感じたが、「眠気と気だるさ」が去ると同時に「その痛み」も消え失せていたから、矢張り、接種の副反応の一種であったのかも知れない。
さて妻の場合だが、今回も前回と同じように発熱に悩まされたが「家に帰ったら即座に服用」という先生のアドバイスが効を奏したものなのか、前回を超えるような発熱には至らなかった。
鹿島団地の高齢者のほとんどは2回目の接種を終えたようだが、人口の多い都会地では、接種の予約も当地にように「すんなり」とはいかないようだ。
冬の季節の恒例行事の如くになっているインフルエンザ・ワクチンの接種だが、これは、一回の接種で得られる免疫力が「翌年の冬まで持続しない」という事由の為で、新型コロナのワクチン接種についても「1回打てば」というものではないようだ。
マスクで日常的に口や鼻を覆う暮らしを心掛けていかねばならないこれからの世の中は、どんな世の中になっていくのであろうか。